信長の野望・創造 戦国立志伝の真田幸村で家臣プレイ日記&レビュー
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3月24日に発売された信長の野望・創造 戦国立志伝のレビューを書こうと思ったのですが、日記形式の方が伝わるだろうと思って真田幸村で家臣プレイから始めて見ました。
前回⇒信長の野望・創造 戦国立志伝のトレジャーボックスの中身はこんな感じでした
真田幸村で夢幻の如くの上級でプレイしてみる
今年の大河ドラマの真田丸の主人公の真田幸村で始めたいと思います。せっかくなので難易度を上級でプレイしていきたいと思います。
前作の創造PKで最も遊んだのが真田家プレイで、外交を駆使したりして何とか辛くも天下統一をしたものの難易度としては割と高めです。
今作では果たしてどうなのかなという感じですが、おそらく難易度的には高い事には変わりがないとは思います。
家臣プレイだと外交が使えないので弱小大名の真田では天下統一は無理だと思うので、1600年まで上田城と沼田城を守り切る所を目標に記事を書いていきたいと思います。
夢幻の如く
天正十年(1582)がスタート時期です。『天正十年(1582)長きにわたり武田家に治められてきた甲斐国に激震が走る』
信玄公が亡くなり、武田勝頼が真田ではなく小山田に付いて行って裏切られるという所からスタートですね。まさに大河と同じスタートを再現しているわけであります。
『昌幸:これより我らの戦は生きるための戦、真田の血を、誇りを、乱世の先の世へ繋ぐための戦となる』
家臣プレイ
『昌幸:長久保の地に領地を与えよう、主命に励み、名を上げるがよい』
家臣プレイの場合は最初に領地を与えられてこの領地を最初に発展させていく事が仕事になります。今作では武将プレイが戦国立志伝の一番のポイントと言ってもいいでしょう。ただ、太閤立志伝のように自宅があり街がありイベントが発生するというようなスタイルではなく、あくまでも創造をベースにした武将プレイという感じになっているので自宅がないのがちょっぴり寂しい所ですが、領地を与えられて内政をしていく中で他の武将が遊びに来たりします。戦国時代を一人の武将になって立身出世していく妄想プレイは可能です。
武将プレイで重要なのが主命です。上司から仕事を指示されるのでそれをこなしていく事で、勲功を稼ぐ事が可能というシステムになっています。
勲功を溜めることによって家臣→城代→城主→軍団長→大名という感じで出世していきます。
発言力は勲功を稼ぐ事によって溜まっていきます。
領地にいる武将に話しかけることによって友好度が上昇したり、お金がもらえたり、上司がいたら勲功を稼ぐ事ができたりするので積極的に活用していくと有利にゲームを進められるのですが、出世していくと会話する余裕が無くなるのが常です。
青い会話の武将の場合には提案をしてくるのでそれを達成することによって報酬がもらえます。昌幸にたたら場を建設してみたらどうかと提案された所。
建設
せっかくなのでたたら場を作ってみます。生産施設、特化施設、軍事施設があります。何を建てるのかが難しい所で面白い所でもあるのですが、基本的には領主屋敷の周辺は武家屋敷、川の近くは水田、街道沿いは商人街を作ると効率がいいようになっています。そして資源と呼ばれる資源が無いと作れない施設もあって、それらの生産性を高めるために特化施設や軍事施設を建てて効率を上げていくというのが基本になります。
『昌幸:ふむ、なかなか仕事が早いな、貴重な資源はうまく活用することだ、生産される鉄は無駄遣いするなよ』完成すると報酬がもらえました。
今作では内政にも力が入っています。非常にリアルに街並みが再現されています。建てる建物によって町並みは変化し、住民が歩いているのも特徴的です。
領地は例えば城主になった場合でも地元の領地という概念で、資源を提供してくれるようになるので無駄にはなりません。やり込んでもいいですし、やり込まなくてもゲームは進行する事が可能です。
領地は区画の中で建設します。
ある程度充実してくると進出する事が可能です。
『武田勝頼:父上、申し訳ありませぬ・・・・・・。私の力では、乱世の荒波から武田家を守れませんでした・・・・・・。』
そんなこんなをしていると、歴史イベントが発生し、遂に武田家が滅んでしまいました。ここから歴史イベントが無いときついですが、イベントが発生して織田家に従属する形になりました。大河を見ている人にはそのままの展開がここでも再現されています。
『明智光秀:ーー敵は、本能寺にあり!』
『織田信長:・・・・・・是非に及ばず』
そして本能寺の変が勃発。明智光秀により信長が討たれます。真田家は北条と手を結ぼうと画策。
謀反・引き抜き
清州織田家から引き抜きのお話しが来ました。今作では結構な頻度でこの引き抜きのお話しや家臣から謀反の提案が来ます。ユーザーの要望で、6月のアップデートで任意で謀反を実装するというプロデューサーのお話しがニコニコの生放送であったのですが、これだけの頻度で発生するので正直必要無いのでは無いかと個人的には思いました。
今の情勢はこのようになっております。歴史イベントをオフにしていたら関東は北条が支配していおり、名古屋辺りは徳川が飲み込みそうな勢い、関西は豊臣が切り取るでしょう。勢力的にはこのまま行くと秀吉と北条の2大勢力になるか徳川が豊臣より先に名古屋を飲み込んで滋賀あたりで豊臣とバトルを繰り広げるかみたいな展開になりそうです。
基本ベースは前作の創造PKと同じなので、関東と関西が強い設定になっています。つまり大勢力には数の暴力で制圧されてしまいます。なので外交を使って手を結んだり、諸勢力で連合を組んで包囲網を敷くなどの対策が必要になります。
この後は武将プレイだとどういう展開になるのでしょうか。武将プレイでは初見なので色々ビクビクしながらプレイしております。
※ここで解像度が1980×1080だと小さすぎると気付いたので以下から1360×768の解像度でプレイしています。
嫁
高梨内記から娘と婚姻はいかがですか?とのお話がありました。もちろん断る事も可能ですが、ここは引き受けておこうと思います。今作の結婚のシステムとしては基本的には自分から好きな武将を娶るという事が出来ないので、仲良くなった武将等からお話があれば婚姻するという感じです。また女性武将に関しては一回井伊直虎で今川家の天下統一をサポートした時には一度もそういうお話が無かったので、もしかした女性武将に関しては婚姻は出来ないのかもしれません。
ちなみに高梨内記は真田丸だと中原丈雄さんが演じておられます。娘という事はきり、長澤まさみさんがこれまた演じています。
『ありがとうございます。あなた様がどれほど立派なお方か父上から良く伺っています。そのようなお方と一緒になれるとは、これほど誇らしいこともありません。生涯、お家のために尽くして参ります。』
きりでは無かったですが、星が幸村と婚姻致しました。今作では息子がいる場合は武将プレイなので引き継いでプレイする事が可能です。なので長くプレイしたい場合は息子を作っておく事が重要になります。大坂の陣のシナリオで始めると幸村の場合は大介が息子として登場するのでそのイベントも面白いので是非。今回のプレイでは出番はないかと思います。
順調に出世街道も邁進しています。組頭→足軽頭→侍大将に出世。城代になる日は近い。
そして1585年7月小諸城を落とす。
昌幸のとっつぁんやりまんがな。これで上田、小諸、沼田の3城に。
イベントがここで発生。天正壬午の乱で徳川と北条に二股する昌幸でしたが、徳川と北条が和睦し、沼田城を巡って徳川・真田に亀裂。昌幸は上杉景勝に助けを求めます。
この状況で大大名と渡り合う真田昌幸って男は本当に凄い傑物だなーと感心していた所で・・・。
城代プレイ
昌幸から提案があり、城代昇格の命が下る。幸村現在19才。もちろん受諾し、真田家の更なる繁栄を願い邁進していくと心に誓うのでした。
おそらく上田が昌幸の居城、沼田が信之(兄)の居城なので必然的に小諸を落とせるようにCPUルーチンが組まれていたような気もするのですが、初見なのでただただ喜んでいます。真田家で城代になるのは他の大大名とではやっぱり違いますからね。
『村娘:これからも幸村様のために領地からお城に、物資や兵をお納めしますね』
先程も言ったように城代以上に出世しても領地で開発したものに関しては無駄になりません。城代になってからも領地に顔を出して建設する事が可能です。
城代になると城主の代行として命令があれば率いて戦ったりする事が可能ですが、任意で城から出撃するという事は出来ません。あくまで代理なので領地を発展させて勲功を稼ぐ事が主な目的です。
現在は先程のイベントで上杉と22ヶ月の同盟を結んでおり、早く深志城を落としたい所です。
案の定北条の大軍が真田領を切り取ろうと猛攻をかけてきました。何とか応戦しますが、かなり分が悪い。凌げるか!?
頼みの上杉も北条に根知城を切り取られそうになっているので十分な援軍が期待できない。唯一の救いが北条綱成の8600が根知城に向かった事ですが、小諸も切り取られそうな感じが・・・。
こんな緊急事態にまさかの部将に昇格。今それどころじゃないっすよとっつぁん。
何とか櫓で北条軍の兵数を削り、腰兵糧が切れたおけげで北条の兵数は減ってはいるものの、援軍が来たりしてかなり厳しい状況に。ここで任務が完了したので深志城に部隊を送れる状況に。深志城に兵を送る事で北条軍の兵がそちらに向かってくれるか賭けに出る。
うわああだめだあああ。
『幸村:まさか……城を落とされるとは……』
あっけなく作戦は失敗し、城代を解任される事態に。許すまじ北条。
粛々と領地の建設に勤しむ日々、遂に城主に出世のお話が来る。沼田の城主にならないかと。
小諸の城主は無理だったものの沼田の城主になる事が出来ました。
城主プレイ
城主になると左上のアイコンがちょっとおしゃれな色になります。これから出世していくと色が変わるのが今作の特徴ですね。
城主プレイになるとやれる事の幅が広がります。城の出撃に関しては自分の任意で出撃する事が可能になり、複数の城を持つ事も許されるようになります。
提案で人材を欲しいと頼めば勲功により貯まる発言力を使って確保出来ますし、加増では発言力の消費が大きいものの欲しい城を貰う事が可能です。転封は最高に便利な機能で、現時点では先のまた先ですが、軍団長になると切り取り自由になります。その際に大名も城を落としにくるので自分が支配している城がバラバラな場所になってしまうんですが、転封によって整理する事が可能になります。物資は物資を融通してもらう事ができるといった具合です。
とりあえず真田信幸(兄)を家臣に加える事に。何か気まずい。。。
改修
今作の改修に関しても攻城戦が実装された関係で、大幅に変更されています。前作をプレイした事がある方は分かると思いますが、今まで無かった規模という項目が増えています。
規模は用地の広さによって決まってくるらしいのですが、第7段階まで城をアップデート出来るという感じです。せっかくなので改修してみましょう。
第7段階まで改修するとビジュアルも変わりますし、攻城戦の時のビジュアルも変わります。現在では天守は館なので小さいですが、四層天守などにグレードアップするとビジュアルも変わります。
じゃあ天下に名高い安土城は大阪城はと気になる城があると思うので今回は安土城を紹介しておきます。普通の城を改修しても結構変化はありますが、安土城は五層七階の天守閣が存在し、石垣も再現されています。
城を眺めているだけでもニヤニヤできる素晴らしいゲームです。戦国立志伝を手に入れたら、地元の城やお気に入りの城を見つけて改修したりして是非ニヤニヤしてみてくださいね。
陣所
城の近くに陣所を築く事は前作でもありましたが、陣所からは一定の収入が貰え、さらに人口も流入するので積極的に活用していきたいです。更に前作同様に合戦時には自勢力の部隊に有利に働きます。
練度
練度という要素も追加されています。沼田城の練度は63で箕輪城は68となっています。練度が高いと合戦時に部隊が強くなりますが、一定以下の場合は部隊が弱くなります。練度は施設等で底上げする事も可能です。ただ、そこまで意識する必要は無いと生放送で言っていたので、人口、民忠による兵数増加、陣中、懐柔の取り込みによる兵数の増加など兵数を上げる要素は他にもあるので、うまくバランスを取るのが重要な感じがします。
練度は戦闘で兵士が少なくなると城に戻って回復するのですが、その際に練度がぐんぐん減ります。そして兵数が全回復したら練度が除々に回復していくというシステムになっています。戦闘ばかりしていると疲弊していくからほどほどにという事ですかね。
1594年4月に遂に好機到来
伊達と北条が衝突!小諸城を落とされたあの恨み。ここで晴らしてやるッ!全軍行け-!!!
13800だと!?どんだけ余力あるんですか北条は・・・。
やっぱりこれはかなりの無理ゲー。唯一の光明は伊達と豊臣が北条の軍を削ってくれている事。豊臣に小諸を取られるのもそれはそれで辛いんだよなあと思っていると。
『豊臣秀吉:民のため、泰平の世のため我らにお主らの力を貸して欲しい』
今回のプレイでは謀反や裏切りはしていないのですが、武将プレイの真田だとやっぱり大大名に寝返るのがベターだなあと思います。
うむむ。。。何てナイスなタイミングで打診してくるんだ。でもとりあえず1600年まで耐える事を目標にしているのでここは丁重にお断り。ちなみにという事で情勢を見てみるととんでもない事に。
徳川も飲み込んで完全に天下統一している秀吉さん。豊臣に寝返って惣無事令を使ったら即ゲーム終わるレベルじゃあ無いですか(笑)
だがッ!ピンチはチャンス!遂に北条の城を切り取る事が可能な状況に。
いよっしゃー!厩橋城落としたり!!!!
即提案で加増で厩橋城をゲット。厩橋城は現在で言う所の前橋城ですね。
遂に中老にまで出世!長い!他の大大名の場合はとっくに軍団長になって出世していきますが、弱小大名の場合は勲功を稼ぎづらいので出世しずらいです。でも自分が仕える大名はをこうやって支えていくのも武将プレイの醍醐味とも言えます。
この勢いに乗って箕輪城もゲット!これはかなりデカイ!
軍団長プレイ
遂に軍団長に任命されて北条家と本格的に戦う事が出来ます。軍団長では切り取り自由なので城を落としたら自分の物にする事が可能になります。左上のグラフィックも変化していますね。更に部下から提案があれば独立する事が可能です。
天下に真田幸村の名声が高まり出した頃、伊達、豊臣が『真田邪魔だな・・・。』と思ったようで・・・。
うわああああああああやめろおおおおおおおおおおおおお!!!
『真田錦:ごめんなさい……お城を奪われました……』
ただ沼田と上田は死守した。豊臣と伊達の本格的なバトルが勃発。弱小大名は為す術が無い……。
目標達成
そして遂に念願の上田城と沼田城を1600年まで守りぬく事を達成致しました。非常に精神的に辛く、耐え忍ぶプレイでしたが、何とか真田の領地は守ったので矢沢頼綱にも喜んでもらえたでしょう。
こんなプレイをする人は少数派かと思いますが、大大名から城を守りぬくプレイも家臣ならでは。大名プレイだと普通は外交か何かで手を打つはずですから。
最終的な情勢はこのような形になりました。九州は大友家が制覇しており、中国、四国、近畿、中部が豊臣で関東は豊臣と伊達が覇権を争っております。東北はまだ諸大名が生き残っています。
まとめ
今作の登場武将は2100人以上と全員プレイしても2100回はプレイできる計算なのでリアルに10年くらいは遊べそうな勢いがあります。今後も大規模なアップデートが予定されていますし、更なる完成度が期待出来ます。シミュレーションゲームが好きな人には間違いなくおすすめできる作品です。
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