【ドラゴンクエストヒーローズ】全クリしたのでレビュー
公開日： : 最終更新日：2015/03/24
発売日の朝9時半にAmazonからドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城が届き先程全クリしました。
プレイ時間は20時間程度でした。もちろんまだ全キャラレベルマックスとか、錬金アクセサリーとかをやりこんでいくともっと時間がかかりますし、DLC含めてボリューム自体はもっとあるかとは思いますが、やりこまなくて普通にプレイすると20～25時間程度でクリア出来ると思います。
この20～25時間がプレイする価値があるのか？面白かったのか？という所をレビューしていこうかなと思います。
キャラの数は適正？
ドラゴンクエストヒーローズのオリジナルキャラクターと合わせて12人と、DLCでピサロがプレイ出来ると既に報じられているので実質13人という事になります。
他の無双シリーズと比較してみると、比較的新しいゼルダ無双は13人+DLC3人？（やったことないので公式サイトに掲載されているキャラ）で、北斗無双（1）は、8人+DLCで2人、ワンピース海賊無双は13人という事で大体初代と言われる無双シリーズは大体こんな感じのキャラ数かと思います。
なのでドラゴンクエストヒーローズのキャラ数自体は多くもないし、少なくも無いと言った感じです。ゲームが題材のゲームなので、キャラゲーという感じよりはRPGらいくな無双といった感じで、そこまでキャラゲーキャラゲーはしていなかったかなーというのが全クリした感想です。
プレイ時間20時間は適正か？
ドラクエで全クリまでのプレイ時間が20時間というとちょっと少ないと感じる往年のゲーマーの方もいらっしゃるかとは思いますが、この手のゲームとしてはまあまあボリュームはある方かなと思います。逆にこれ以上あるとかなりダレる予感しかしないです。
逆に時間の無い社会人の方とかは非常に好感触のようで、僕の周りのアラサーの先輩方はみんなメールで「何時間かかった？」「20時間くらいっすよ」「へー、買おうかな」という会話が数人と繰り返されましたが、時間がかかりすぎると途中で飽きてしまったり面倒くさくなってしまった人も多いので、アクションゲームでこのプレイ時間なら逆にやろうかなと思う人もいる絶妙なプレイ時間なんではないでしょうか。
ライトに寄せたゲームシステムで、ほとんど攻略の必要が無いくらいに親切設計です。さすがドラクエといった感じで、2、3箇所詰まる事はあるかもしれませんが、スムーズに全クリまでいける難易度もライトな人にはウケはいいように感じます。
ただ、やっぱりもうちょっとボリューム欲しかったなという部分ももちろんあります。やりこみ要素をもっと増やして、モンスターを仲間に出来るシステムをレベル制にしたり、モンスターをストック出来る機能を追加したり、武器合成システムみたいな機能があったらもっとやりこみが充実した気がしますが、第一作目にそれを求めるのも酷な話ですので、第一作目では上出来なんではないでしょうか。
DQHは面白いの？
結局ドラゴンクエストヒーローズは面白いの？と聞かれたら、85/100といった感じかなと僕は感じました。キャラの育成要素もあり、エフェクトもカッコイイので動かしたくなる操作性もあり、マップ毎にギミックがあったり、ルーラを使った移動も斬新でテンションがあがります。
操作する事が単純に楽しいゲームで、わらわら湧いてくる敵を無双するという感じではなくて、ヤンガスなら兜割りで敵の防御力を下げる攻撃を使って苦戦しそうな敵を相手にしようとか、テリーなら直線に攻撃出来るので直線に雑魚湧いてくるなら一掃しようとか、ジゴスパークぶっ放そうとか、そういう適材適所がちゃんとあるゲームなので、いろんなキャラクターで色々模索するだけでも楽しいです。
特にドラクエシリーズをプレイした事がある人なら、こんな声なのかとか色々発見があって面白いと思います。ドラクエシリーズをプレイしていなくても大丈夫です。
逆にちょっとなと感じたのはカメラワークです。せっかく次世代機なんだからもうちょっと引き視点でプレイさせてくれるともっとわらわら感が感じられのになーと感じました。ただ、PS4ならvitaでリモートが出来るのでリモートした時にはプレイしやすいかもしれないなと思いました。
必殺技は毎回カットインが入ります。何回も見るのはテンポが悪くなるので、オン、オフの切替がオプションで出来るとなおいいかなと感じました。
総評としては非常に熱中度が高いゲームで、ボリュームにはあまり期待できないまでも50時間はプレイできる懐はあるので（二周目で主人公キャラを男か女選べるので２パターン遊べる）買いだと思います。
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