ゲームがつまらないと感じるのには法則がある

公開日: : 最終更新日:2015/03/25

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いつからゲームはつまらなくなるのか

ゲームは今でも面白いし、これからも面白い作品が生まれます。

なので、最近のゲームはつまらないという風潮には僕は反対です。

もし、”今の”ゲームが面白くないというのであれば一昔前のゲームをプレイすればいいと思います。

でもそれじゃあ面白く無い・・・分かります。

ここで導き出される結論は”新鮮さ”がないという事。

じゃあ何故新鮮さがなくなると人は面白いと感じないのか。

歳を重ねるにつれ、時の流れが早く感じる現象(ジャネの法則)に起因します。

ジャネの法則とは、心理学者のピエール・ジャネによって提唱された法則。

6歳の1年→人生の6分の1だが、60歳の1年→人生の60分の1。

長く生きれば生きるほど、短く感じられるというもの。

子供の頃は新鮮な驚きに満ち溢れているが、より大くの経験を積む事で1年が長く感じる。

新しい感動が少なく単調になる為、時が早く過ぎるように感じる。

身の回りで起こる色々な現象にはちゃんと名前があった件のまとめ

つまり、ゲーム体験もこれと同じです。

何度も世界を救えばマンネリが起こります。

勇者になる事にも飽きが来ます。

村人に崇められる事。NPCとは一方的な会話しか出来ない事。箱庭といいつつ建物に入れない事。

上げたらキリがありませんが、ファミコン時代からゲームというものはそれほど進化していないのです。

映像では今なら4K対応したり3Dに対応したりハード面では進化はするけれども、結局中身が一緒なのでマンネリが起きます。

当たり前ですね。

これはゲームに限らず人間という動物が欲する生理的な欲求の1つなので仕方がない事なんです。

何事にも理由があって、結論があります。

photo credit: MC SimonE via photopin cc

ゲームには生産性がない

iPhoneだって最初は感動して沢山アプリを落としたけど、最近は新鮮さや感動は少ないです。

ツールとして使えるという点では生産性ががあるだけ社会的に受け入れられて浸透するのだけマシだと思います。

が、ゲームに至っては生産性という観点から見ると何も産まないので社会的に歓迎されているという雰囲気はあまりないですね。

本当に神がかったゲームというのがリリースされた時に、その会社の社長がスティーブ・ジョブスみたいに映画化されたり書籍になってベストセラーなんてのは考えにくい。

つまりここでゲームはやってはダメだという大人の結論がここにあります。

ゲームは中毒性があってはまりやすい、反面生産性がないのでそこに何も産まないのです。

だったらプロになればいいという話もありますが、それこそ宝くじを当てるような世界だと思います。

自分の子供にそんな過酷な道を歩かせたい親は中々いないと思います。

日本人はとても頭が良い民族です。

大人になっても勉学に励み、勤労に勤しみます。

海外と比較すると日本人はとても勤勉なのです。

そんな頭の良い日本人ですから、自分の将来の事はともかく自分が歩んできた過去なので子供に対しては生産性が低いものをして人生の貴重な時間を消費してほしくないと考えます。

なのでこういう論調があるのは納得出来ます。

頭の良いあなたならこの事にも気づくと思います。

費用対効果、つまりコストパフォーマンス。

ゲームはコスパで考えると低い

勉強なら勉強した事がそのままリターンとして自分に蓄積されます。

これが無限なら費用対効果なんて考えなくてもいいですし、そんなものは必要ありませんね。

ただ、人間の時間は有限でありとても貴重なものです。

なので有限の時間の中で最大限の新鮮さを人間は意識しているか意識していないかに関わらず、求めてしまいます。

そういう意味で、このコスパという観点からゲームを見ると、生産性が無いわけですからかなり低いという事になります。

ここまでを見ると、ゲームはやらない方がいいという事になってしまいます。

ただ、先に申し上げた通り僕の結論は、ゲームは今でも面白いし、これからも面白い作品が生まれると思うという事。

かなり矛盾していると思いますが、ここからゲームというものをもう少し掘り下げてみようと思います。

将棋や囲碁はよくてTVゲームはダメなのか?

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photo credit: mtsuyugu via photopin cc

将棋と囲碁と言ったゲームとTVゲームの違いは競技人口にあると思います。

将棋もプロ棋士がいます。

囲碁もプロ棋士がいます。

ただ、競技人口が圧倒的に違います。

wikiによると将棋の競技人口は推定600万人とされています。

推移はあると思いますが、アクティブで600万を維持しているという事は相当凄い事です。

ゲームで600万本売れるなんてのはあり得ない数字です。

それがずっとアクティブなんて到底不可能です。

オンラインゲームで言えばパズドラ2000万ダウンロード突破とやっていますが、アクティブな数字ではないですし、課金要素がある時点でプロは存在しません。

日本でプロ・ゲーマーと言えば梅原大吾氏が有名ですが、2D対戦型格闘ゲームで世界の大会で相当の成績を収めなければなりません。

そこには反射神経や優れた洞察力、相手を読み取る力が必要になってそれが一種のショーとして魅せられるプレイになっています。

これがプロです。

お金が取れるのがプロなので並大抵の努力では無理でしょう。

もちろん才能も必要になります。

これはアスリートと変わらないと思います。

人気のあるスポーツには国も力を上げて助成金も出します。

そういう施設も建設します。

でも人気がなかったり、競技人口が少なかったら現実として厳しい世界です。

世の中の仕組みとしてそうなっているんです。

将棋は歴史も違います。

長い期間をかけてルールもシステムも完璧に構築してあります。

キリストが生まれるより前に古代インドのチャトランガが起源と言われています。

身近なTVでもNHKで放送されています。

将棋なら幼少の頃からプロを目指すための奨励会という施設もあります。

僕も幼いころ将棋の世界に惹かれてアマチュア棋士だった叔父に指南を受けた時期がありましたが、想像を絶する世界だと幼いながらに思いました。

張り詰める空気は喉の唾を飲み込むのも躊躇する雰囲気があり。

相手の一手先を読む思考力、洞察力が求められ、一瞬の変化も見逃さない臨機応変さも求められます。

これらは幼少期の育成としてとても役に立ちます。

特にやんちゃな子ほど、「こうしたらこうなるな・・・」という事を学べるツールとして考えたらとても役に立ちます。

プロになれるかは努力もあるかも知れませんが、才能もあるので厳しい世界である事は確かです。

神童と呼ばれた子でもプロになれるのは一握りだと思います。

ですが前述したように思考力、洞察力、臨機応変など様々な事を学べるツールとして役に立つのでキッチリリターンがあります。

これはTVゲームに置き換えるとシミュレーションゲームです。

相手の陣地を戦略と武力で侵略していき、制圧するというルールは同じです。

そこに映像があるか否かの違いです。

システムとしての完成度はもちろん将棋や囲碁には敵いませんが、より実践的に学べるツールとして考えるとゲームもあながち捨てたもんじゃありません。

ただ、シミュレーションゲームが全てかというとそうでもありません。

生産性がないものは世の中に必要ないのか?

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photo credit: Robert Scoble via photopin cc

ゲームはとても多様性があり、どんな人にも楽しめるように進化してきました。

これは漫画、アニメ、映画、テレビに通じる所があります。

これらに共通するのが消費するもので生産性がないという事。

生産性がないものに対して=悪という気持ちも分かります。

ただ、それで救われている。”それが”幸せな人もいます。

さすがに面白い漫画を読んで「あー、明日から頑張ろう」と思える、なんて無責任な事は言うつもりはないです。

が、上司に怒られてストレスがかかって疲れている時に半沢直樹を見てスッキリする事もあるでしょう。

主婦もストレスがたまります。旦那の何倍もストレスが溜まっているかもしれません。

昼ドラを見てお菓子をパリパリ食べるのだってストレスを放出している行為と考えたら立派な仕事です。

子供や学生だって学校内で嫌な事があるかもしれないし、悩みだって多いでしょう。

それでゲームをしてストレスが発散されるなら費用対効果としては十分だと思います。

やり過ぎたら止める事を教えこむのは親の責任ですが、そこで得る自制心というのが今後社会に出てどれほど有効に働くかは社会に出て仕事をしている方ならもうお分かり頂けると思います。

つまり生産性がなくたっていいんです。

消費する事で生きていくことが豊かになるのであれば、それが=悪というのはあまりにも押し付けがましいエゴだと思います。

人間そんなに合理的に生きていく事なんてできない生き物なので、たまには抜く事も必要です。

その中でゲームがあってもいいじゃない?

というのが本心です。

TVゲームはまだまだ歴史的にも日が浅いジャンルです。

消費するものという事に気付いた時にTVゲームを見る目がまた少し変わると思います。

ゲームがつまらなく感じたらマンネリです。

素直に知的好奇心に従って、違う消費する趣味を見つけてうまく生きていく事が正解です。

またゲームがやりたいと思えた時に最新の技術の粋を集めたハードで最適な環境でゲームをするとまた違う世界が見えます。

狭い部屋でも楽しめる最高のゲーム環境を考察してみた。

最適な環境を構築するのはお金もかかります。

大人になってから趣味としてゲームをするのもいいと思います。

PCゲームは高いパソコンが必要になって、多少の知識も必要になりますが、大人の趣味としては悪く無いと思います。

ガチで面白い!PCシミュレーションゲームのおすすめ

逆に自分でゲームを作ってみるというのもいいと思います。

手軽なところではRPGツクールというツールがあります。

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もっと技術的に勉強をしてアプリでゲームを作ることも今では個人で出来るまでに技術が進みました。

まだゲームの歴史は浅いんです。

これからビジネスとしての飛躍も可能性としては十分あると思います。

今のような形態になっているかどうかは分かりませんが、これからも発展して面白い作品が出てくるでしょう。

(マンネリしてなかったら)ゲームは今でも面白いし、これからも面白い作品が生まれます。

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Comment

  1. ノーコメもありや より:

    どうも真実を探し回るノーコメもありやです。
    最近のゲームに新鮮さがない…
    個人は面白さがないと判断して
    ますが似ているような気がします。似たような描写とかパクり
    とか出はなくて今まで体験出来なかったことや少しずつ遊ぶ面白さを感じていくと言う点の
    意味かと思っております。
    システム云々が悪くてもネタが
    面白かったり未知の光景(センター前キャッチャーゴロとか)
    でもゲームとしてはとにかく
    面白かったら売れてしまうのも
    また事実だと思います。
    逆にキャラゲーやBGMは
    良質だがシナリオやシステムに
    不満が…というゲームは最近
    とても目立つような気がします。あんまり考えたくはないんですが宣伝だけして購入して
    利益を得る…利益追求としてならとにかく中身が悲惨なゲームは似通ったことが多い気がします。個人もキャラクターは好きなのもいますしBGMはどっかの歌手やらが歌う人気曲よりは評価は大きいです。一方両者の特徴を生かしきれており、それがシナリオやシステム、早い
    話世界観と結びついていれば
    多少不満点が出ようが面白い
    点に変わりはないと考えてます。

  2. 匿名 より:

    ゲームを作るために500億突っ込む会社もありますし、そこには雇用が生まれます、利益を得る事で映像技術も進化します
    何を隠そう、そのゲームを購入するということは、非常に意味があります

    またそのゲームで遊ぶ事で、そのゲームに対する知識を得ますね。例え下手くそでも、プロの試合を観戦するだけで、プロにはスポンサーがつきますし、経済活動が行われます

    1人で遊ぶゲームでも、いろいろなリソースを消費しますし、学校や、会社で話題になってれば、それこそ人間関係の潤滑になりますね 友達がいない、、ってのは知りません

    家の中で猫と戯れるのも、ゲームで遊ぶのも本人が有意義と感じるならいいのではないでしょうか

  3. ゲームはオワコン業界 より:

    ハードが進化して画質や映像が進化した一方でゲーム性そのものはその進化の
    スピードについていけてない。つまりは画質と映像だけ良くなったがゲーム性
    (ゲームの中身)は大して変わってないということ。
    当然新鮮味の欠片もそこには感じない。
    一方でハードが進化したことでゲームの製作費用も莫大となった。有名どころの
    ゲーム会社も上場してリスクが生じる冒険が出来ない為(株主の圧力)、従来モデ
    ルの成功例の劣化コピー(但し画質と映像だけ上昇)して大量量産。
    ゲーム業界が盛り上がっていた頃は数多のゲーム会社がいて、その中には新たな
    ジャンルや開発においても冒険的作品も多数現れた。故にニッチなユーザー、
    一般的なユーザーもそれぞれ満足し得るゲームに出会えた。
    今はそれがない。一般ユーザーは片手間に出来るスマホゲーとかに移行したが、
    どれも手軽さはあるが奥行きのない上、過去のスーファミのコピーしたようなゲ
    ームばかりでどれも似たり寄ったり。結果ユーザーはゲーム離れを起こしている。

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