【ALPHAS/アルファズ】 シーズン1を観ての感想・レビュー
公開日: : 最終更新日:2015/03/25
ALPHAS/アルファズはみんな大好き超能力のお話。超能力系のストーリーと言えば超能力vs非超能力達の戦いを描くのが王道ですがこのALPHAS/アルファズも例に漏れずそんな展開になっていきます。
シーズン1を観た感想は正直微妙だった
第一話から超能力者がいきなり登場して、特に超能力が発生した事について触れないままストーリーが進んでいきます。最初は急展開系なのかなと思っていましたが、そういう感じではなく単純に説明不足というか消化しきれていない感じがします。
その一番の要因として一話完結方式なので、物語をぶつ切りに切られている感じがします。ロストやヒーローズ、他の海外ドラマでもブツブツに切っても後で回収するなり煮るなり焼くなりするとは思うのですが、放置してスルーされた感じです。
超能力系の話ってもう既にお腹いっぱいな気がして、単純にこの能力が使えるとかではもう映画やアニメでもゲームでも散々見てきているので「あー、こういう展開でしょ?」というのが読めてしまうのが何か残念な気がしました。辛口ですが本心です。
シーズン1の最後にはカミングアウトするのですが、「お、おう・・・」としか思わなかったです。
能力者のお話ではなくて謎の組織の話になっている
よくこういう海外ドラマとかって最終的には謎の組織みたいなのが出てきて、それを追うのがワクワクしたり物語の真相を見たい、追求したいという人間が本来持っている知識欲みたいなのを刺激しているのか、していないのかわからないけど、とにかく続きが見たくなる要素だと思うのですが、これに関しては最初からこの謎の組織と戦う事に焦点を当て過ぎていると思う。
こういうのって、近づけそうで近づけないもどかしさをシーズン2とかに渡って追いかけてやっと見つけたぞ!と思わせといて大ドンデン返しで視聴者の度肝を抜くのがセオリーなのにそれが全くないです。少なくともシーズン1の中では。
途中で弱い能力を持つ女の子とか子供とかを敵に狙わせたりしてヒヤヒヤするんだけど、もうちょっと上手い具合にメインストーリーを盛り上げて欲しかったなと。
シーズン2で終了するってわかっているから
アルファズはシーズン2で終了し、話も途中で投げ出さざるを得なかったみたいです。これは視聴率の低迷で仕方ないと言えば仕方ないんですが、残念です。
なので個人的にはあまりオススメしません。出演者は海外ドラマ好きなら一度は観たことがあるキャストなので気に入った人がいる方は観てもいいと思います。
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