Wi-Fiが遅い・接続が切れる時は無線ルーターが原因かも?
公開日: : 最終更新日:2015/03/24
主に無線(Wi-Fi)を使うシチュエーションはノートPC・スマホ・タブレット・携帯ゲーム機(DS/vita)と結構幅広いんですが、自宅の無線LANの事についてしっかりと接続して環境を構築している人はそれほど多くないと思います。
「無線LANが遅いんだけど?」
と家族に言われるまで僕も面倒臭くてスルーしていたのですが、色々調べているうちにググったら迷路状態になるほど色々出てくる、最終的には原因は無線ルーターの経年劣化なのか熱劣化なのかそういう仕様なのかは分かりませんが、新しいのを購入したら治ったので、無線LANのルーターも消耗品なんだなと思いました。
環境
無線はかなり環境によって左右されると思うので僕の環境も書き記しておきます。
信条:有線信者
場所:都会なので最悪(wi-fiだとWi-Fi混雑チェッカーで計測すると通常時でもやや混雑、ゴールデンタイムは死んでる)
契約内容:フレッツ 光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ(理論値max:200Mbps)
有線
有線接続なら問題無し
下り回線
速度:179.7Mbps (22.46MByte/sec) 測定品質:91.0
上り回線
速度:76.93Mbps (9.616MByte/sec) 測定品質:91.9
1Gbpsなのに100Mbps出ないという人もいるかもしれませんが、100Mbpsしか測れないサイトで計測していると出ないです。
僕が計測したのはwild-speed
無線
無線の場合は一回電源を抜くと下り20~30Mbps出て、上りは30~40Mbpsなんですが、半日~一日経つと上下1~2Mbps程しか出なくなる。
製品はLogitecのLAN-W300N/R(11n/b/g対応)。ファームウェアアップデート確認済み。
20~30Mbps出れば上出来なんで何の不満も無いのですが、さすがに1~2Mbpsは酷すぎる。さすがに不満も出てきますね。
さらにいうならリンク速度が72Mbpsなのは5GHz帯の11nに無線ルーター親機が対応していないからというパターン。
親機がa対応なら5GHz帯も使えるのでNexus7(2013)ならリンク速度150Mbpsになるはず。
無線の規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac
規格 | 周波数帯 | 最大速度 |
---|---|---|
802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
802.11n | 2.4/5GHz | 600Mbp(300Mbps) |
802.11a | 5GHz | 54Mbps |
802.11ac | 5GHz | 6900Mbps(1300Mbps) |
基本的に無線で高速でやろうとすると11nか11acかという感じなのですが、acはiPhoneなら6とかじゃないと対応していない。
所有しているのはiPhone5sですし、Nexus7(2013)もac対応していないですし、PSvitaももちろん未対応。という事でacはスルーするとしても無線で30~50mbps出てくれるのが理想だったりします。
WHR-1166DHPを購入
の売れ筋・注目ランキング1位
ベストセラー1位だったから安易に購入。ちなみにAmazonでは入荷予定が17日だったので近所の家電屋で高いと知りつつも6500円で購入。
a/b/g/n/ac対応で、Amazonなら5000円以下というコスパ。家電屋なら6500円。acは現状要らないけど将来的にChromebookかMacBook買った時にac対応だと嬉しいのと、iPhoneも最新のに買い換えるだろうからac対応は必然の流れでした。
実測
自作PCには無線LAN子機が無かったので、前の無線LANルーターを購入した時に購入していたWLI-UC-GNM2を装着。ちなみにWLI-UC-GNMの方、つまり前機種がAmazonベストセラー1位でした。
ac未対応で150Mbpsしか出ない代物ですが、倍速モードで150Mbps出てる事を確認して計測。
b/g/n対応の一般的な無線機能しか持っていないとしても約3分の1以上の数値が出ている。
さらにaに対応していたら5GHz帯が使えるので更に早くなると思いますし、ac対応なら更に早くなる。無線は速度が一時的に出ても安定するかは別なんですが、この機種は接続・設定等で2日程常用していましたが、一回も切断はありませんでした。その辺が人気の秘訣なのかとも思ったり。
さすが5GHz帯の11nに対応していると早い。朝起きてからこの数値を見てビビる。でもゴールデンタイムとかはもっと下がると思われるが、実用十分過ぎる。というかオーバースペック気味。
11nになっているかどうかは確認が必要
基本的には製品のマニュアルに従って行う必要がありますが、AOSSが使えるバファローとかならスマホならアプリをダウンロードすれば最適化されると思うので心配はないと思うのですが、Logitecの製品だとwpsで、機種によってはアプリが未対応だったりします。その場合は手動で設定する必要があります。
Logitecならコレセキュリティを設定する(無線の暗号化)
他の製品も同様にユーザーズマニュアル見たり、ググったりする必要があるかもしれません。
何てググったらいいか分からない場合は
『WPA2-PSK』『AES』『倍速モード(20MHz/40MHz)』
などでヒットするかもしれません。
ただ、ぶっちゃけ僕のLogitecのLAN-W300N/R環境だと11gでも11nでも速度的には変わらなかった。
なぜかというと5GHz帯の11nに対応していないからだと思われる。
11ac/n/a/b/gのバッファローにしたら爆速。
LANケーブルが1Gbps対応かどうか
最近のであれば大丈夫だとは思うのですが、隼なのに100Mbpsしか出ないとかの対処法としてはLANケーブルが対応していないというパターンもあるかもしれないです。
LANケーブルが1Gbps対応かどうかはカテゴリ5e以上で対応しているみたいです。家にあったのを確認してみるとCAT6でした。確認方法としては、基本的にケーブルにCAT~とか書いてあるとは思うのですが、イーサネットの状態でも確認出来ました。
有線LANで接続して
コントロールパネル ▶ ネットワークとインターネット ▶ ネットワークと共有センター ▶ イーサネット
(OSによっては違うかもです)
(クリックで拡大)
上記画面の所まで飛んでイーサネットの状態を確認するとケーブルが1.0GbpsならLANケーブルが1Gbps(1ギガ)対応しているという事ですね。当たり前ですが1Gbps出るという訳ではありません。
倍速モードになっているかどうか
Logitecとバッファローを使いましたが、両方とも倍速設定にしないとMAXの速度は出ませんでした。パソコンの場合はパソコンから操作する必要があるとは思うのですが、AOSSもしくはWPSに対応している場合は自動でやってくれるはずです。
気になる方はパソコンで一回無線で接続して倍速モードに設定してからパソコン・スマホならAOSS/WPSで接続してみてください。
基本的には説明書をよく読みこめば書いてあるはずです。それか製品HPでユーザーマニュアル等のPDFをダウンロードすれば書いてあると思われます。
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